第77回ベネチア国際映画祭の金獅子賞の上昇作品は「ノマドランド(Nomadland)」でした。
キャンピングカーで暮らす60代女性のノマドの生き様を映し出した映画です。
主演は、フランシス・マクドーマンド。
「スリー・ビルボード」でアカデミー賞主演女優賞を受賞。
監督は、クロエ・ジャオ。
マーベル・スタジオが贈るアベンジャーズに続く最強ヒーローチームを描いた超大作「エターナルズ(原題)」(2021年劇場公開)にも抜擢された注目の監督。
日本では、2021年1月から全国公開予定。
賞レースの幕開けとなるベネチア国際映画祭ですが、今後も「ノマドランド」に注目です。
個人的には、フランシス・マクマードがどのようなキャラクターを演じるのか、他のノマドの人々とどのような交流をしてゆくのかが楽しみです。そして、原作がノンフィクションというのにも驚きです。
あらすじ
リーマンショック後、企業の倒産とともに、長年住み慣れたネバダ州の企業城下町の住処を失った60代女性ファーン(フランシス・マクドーマンド)。
彼女の選択は、キャンピングカーに全てを詰め込んで、車上生活者、“現代のノマド(遊牧民)”として、過酷な季節労働の現場を渡り歩くことだった。
その日その日を懸命に乗り越えながら、往く先々で出会うノマドたちとの心の交流とともに、誇りを持った彼女の自由な旅は続いていく。
大きな反響を生んだ原作ノンフィクションをもとに、そこで描かれる実在のノマドたちとともに見つめる今を生きる希望を、広大な西部の自然の中で探し求めるロードムービー。
原題
Nomadland
公開日
2021/1
監督
クロエ・ジャオ
主演
フランシス・マクドーマンド
公式サイト
https://searchlightpictures.jp/movie/nomadland.html